ハニベ音頭(小松市)              作詞:大西 勉  作曲:岸 泰二央

 

1 ハニベよいとこ 加賀の国 越前越中なかあたり

 (ドッコイコラサトこの坂登りゃ ドッコイコラサノヤーアレードッコイ)

 (以下はやしことば略)

2 ハニベ極楽仏の顔は 主の顔にも似てござる

3 ハニベ地獄は大鬼小鬼 酒を飲むやら唄うやら

4 ハニベづたいは宝の山よ 九谷五彩の色のよさ

5 ハニベ小松は加賀野のはてに 地獄極楽目のあたり

 

◆ハニベ岩窟院は、小松駅より東方六キロにある。洞内には大小の仏像が並べてあり、われわれの信仰の霊地あるとともに小松の新名所に一つである。この音頭は、ハニベ開洞30周年記念として作られた新民謡である。ハニベの大仏およびその周辺の風物を歌詞にまとめ、親しみやすいメロディーの小唄調に曲付けになっている。昭和56年発表した(小松市「ふる里の民謡」第1集小松郷土民謡会編から引用)