小松あんにゃま節(小松市)                  創作・曲:岸泰二央

 

1 あんにゃまーなー こらな(コラナ) 心持ち(ハイハイ)

  来るかやと 小松の町の だんだかだんまで 出て待てば(ハイハイ)

  来もせず ほったり娘の 虫なんぞが エーエーエーしゃれている(コンネーコンネー)

  (以下はやしことば・カタガナ部分略)

2 あんにやまーなー こらな 心持ち

  小池のよ あの蓮の葉の 露の溜まり水 あんだら餅

  つきもせず 七つ八つ お十と四五も えーえーえー食べてみたや

3 あんにゃまーなー こらな 心持ち

  いくつになった 年おくればな お十と七がや お十七

  年じゃに つぼみのよ さかりじゃに エーエーエーなぜさかぬ

 

◆本来「おばこ節」として残っていたが、小松の民謡として改名した。歌詞のに余配り内容から見ると、

山形県の「庄内おばこ」に似ているので、山形県生まれの編曲者により、とても懐かしく北前船によって行き来あったことを結び付けたかたのであろう。加賀・小松は、娘さんのことを「おばこ」と呼ばないので、「あんにゃま節」としたという。